2015/09/04 20:03

地図でいうと東京都のちょうど真ん中らへん、「多摩・武蔵野」の風情が今も残る、東京・小金井市内の写真だけで作られた来年(2016年/平成28年)のカレンダーです。



JR中央線に乗ってしまえば、都心からわずか30分ほど。「東京にこんなところがあったのか」と一人でも多くの人に驚いてほしい一心で始まったライフワーク・プロジェクト『小金井百景』。

それまでは飛行機を使ったり、長時間車を走らせて向かう全国各地の観光名所や人里離れた自然を撮り、東京なら都心部の言わずと知れた観光スポットを撮っていたカメラマンが、自分の住む街の潜在的な魅力にハッと気づき、写真や映像を独自に撮り始めました。

(台紙使用カットより)

そして本格的に取り組み始めてから約3年、いつしか「一つの市を自分の作風で撮り切りたい」という思いとともにアーカイブしてきたたくさんの作品群から厳選し、このたび、初の「作品集を兼ねた2016年(平成28年)版卓上カレンダー」が完成しました。



ダイヤモンド富士から雪景色新緑紅葉川霧星空まで、まさに、いわゆる“地の利”を活かしたフットワークの良さから生み出される、「都内でこんな情景が見れるのか」という珠玉の瞬間が毎月楽しめます。

「月めくり」で、オールカラー全26ページの両面印刷のため、ビジュアルメインの12ヵ月に加え、実用的な暦メインのページもあり、二通りの使い方ができるのも特長です。



北に小金井公園、南に武蔵野公園、野川公園と大きな公園が3つあり、真ん中を東西に中央線が走る小金井市。半径わずか1.7kmほどのエリア(市の面積は11.30㎢)に凝縮された、知る人ぞ知る、もう一つの東京。

都心部の東京もいいけれど、東京郊外の魅力も多くの人に知っていただける「きっかけ」になったら幸いです。


(オリジナルデザインの封筒に入れてお届けします)

なお、ショップの名前は、将来的にもう少し可能性を広げられるよう、『こがねいろ百景』と命名しました⇒ http://100.base.ec/


(台紙使用カットより)

※『小金井百景』は、環境映像の草分け的レーベル「シンフォレスト」の取締役プロデューサーでカメラマンの工藤雄司が、同レーベルを離れ、パラレルキャリアとして立ち上げたパーソナルなライフワーク・レーベルです。小金井市が開設した起業家育成・市内定着を支援するシェアオフィス、東小金井事業創造センター「KO-TO」内にYujiKudo.comとしてオフィスを構え、今年、職住近接による新たな試みが始まりました。